2006/07/30昔の置き薬「チクマ式」に引き続き、我が家の畑にある小屋から出てきた置き薬の箱:
各面の画像も挙げます:
上面に「富山縣東岩瀬町 岩瀬賣藥株式會社」、側面に「富山縣東岩瀬町 豐田權四郎」とある。岩瀬売薬についても豊田権四郎氏についてもウェブ上ではいまいち情報が得られなかったのだけど、 私の母の父親は岩瀬売薬の社長をしていましたから、そんな感じが大体わかります。 なんて書かれたサイトがあった(「ミツカン 水の文化センター」内、富山和子「水の文化」とは何か 第5回 Part 6 にて、対談者の発言として。でもこの人、「豊田」さんと言う名前じゃない)。このページには置き薬の薬包の画像がちょこっと載っているけど、熊の絵などはこの薬箱に少し似ている。 側面の「預ケ置藥ノ控」には聞いたことのないものが多い。って言ってももともと薬の名前に明るいわけじゃないけど。「通じ丸」は便秘薬か。「スピート」ってのは「スピード」のことかな。「馬の藥」? 何だろうこれは? 「はらいた/ゐびやう/によし」と謳われている熊膽圓も3つほど常備されていたようだ。 |