2006/11/25

「術」の異体字?

 友人が亡くなって先週19日で丸5年が経った。ほんとはせっかく週末だったしその日にお墓参りに行けばよいものを、当日になったら忘れていたのだ。まぁ僕の彼に対する思い入れもその程度ってことになってしまうんだろうけど、まだ一週間しか経ってないことだし今日行って来た。どうもこの界隈を歩いてみると、小さいお寺がいくつもあるようで、あるお寺の門前に別のお寺の参拝者用駐車場なんかがあるのに出くわしたりしたわけだけど、下の写真の寺もそう言ったいくつかある寺のひとつ。彼が眠っているところではないのだけど。

「親鸞聖人御旧跡」とある

 ところで、看板・掲示板等の文字遣いが気になり始めたきっかけとなったサイトのひとつに、飯間浩明さんの「飯間浩明のことばのページ」内のコンテンツ「文字のスナップ」と言うのがある。これを見て、僕の住んでるあたりにもいくつか思い当たるものがあるなと思っていたんだけど、そしたらなんと、飯間さんが松本市に来る機会があったらしく、僕が気にしていたもののひとつがある日このコーナーにアップされていた。それが No.178 の 「舌づつみ」。ここは僕の高校時代の通学路にある店で、当時は店の入口に「舌づつみ」と書かれていたのに加えて、店の前にスタンド看板が置かれていてそちらはなぜか「舌つづみ」となっていた。のちのちどちらも正しいということがテレビで紹介されていたのだけど、当時はあれはどっちが正しいのかと(語としても店名としても)友人の間で話題になった記憶がある。
 話がそれてしまったけど、もう一つ当時から見たことあったのが、No.181 の「農民美術」という松本城のすぐ北にある店(所在地:松本市開智)の表示。今日、上の写真の寺の入口で僕がみつけたのも字形としてはまったく同じで、場所が松本市女鳥羽だからまぁ偶然にもご近所ではある。同じサンプルではなんだかよそからいただいたみたいになってしまうところだけど、場所が違うのでこれを機に載せておこうと思います。

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