2007/12/21
花笠食堂
沖縄に来たらやはりここは外せないかと。平和通り沿いにある家庭的な店、花笠食堂:
花笠食堂
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客のほとんどは地元の人と言う感じ。厨房には何人も人がいる一方で、ホール――と言うのも大げさだけど、ホールでは基本的におばさんが一人で切り盛りしている。汁物やご飯の種類を選ばせる口調は機械的だけど決して温かみがないわけではない。色の浅黒い風貌から沖縄生まれのようにも見えるけど、話し方からすると若いときに沖縄に来てこちらの色に染まった人のようにも見える。
表のメニューを見てナーベラー(へちま)定食に決めて入ったものの、僕は観光客だし、おばさんが「へちま」と言っているのを敢えて「ナーベラー」と言うのも嫌なので、「へちまをお願いします」と言う。前に来たとき同様、汁物は中味汁、ご飯はあずきを選択。
へちまを初めて食べたのはこの店だったと思うのだけど、夕顔よりしっかりした歯ごたえで、敢えて例えるならズッキーニに食感が似ている気がする。個人的に、「口の中に入ると気持ち悪いもの」として、魚の鱗と夕顔の種がまず挙がるのだけど、へちまの種の食感はむしろ好きだ。
結局、沖縄に着いた日(21日)の昼に一回行っただけだった。
花笠食堂のある路地を抜けると希望ヶ丘公園に出る。ここから見える桜坂劇場
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公園在住の猫
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