2007/02/26
亀山2回目
亀山行き1回目
今回は夜勤(0:00〜12:00)だったため外出する気にもならず、仕事場との往復のみ(前回は12:00〜0:00だった)。そんななか、前から掲示されていながらピンと来なかったこんなのを見つけた:
必着!
|
「必ず到着するように」の必着でなく、「必ず着用するように」というのは珍しいのではないか? 僕がふだん使っている辞書には見当たらない用法だけど……。
ところで、「必」の下に付く動詞は自動詞でも他動詞でも良いんだろうか? 何となく自動詞かなという気がしていたのだけど。ってのは、「到着する」は自動詞だし、「着用する」だと他動詞だから、後者の「必着」を造語とするための根拠にならないかなとか考えたのだけど、手元の鎌田・米山著「新版 漢語林」(大修館書店)を見ると、「必読」、「必携」、「必殺」など他動詞が付くのもあるな。自動詞だと「必死」、「必至」、「必衰」、「必滅」など。あんまり関係ないか……。あっ、そもそも漢語における自/他動詞の正確な区別は僕には出来ないので当てにならないのだけど……。
出張の3日目に出た掲示で、過去に何度も目にした「職」の略字が使われていたので撮影:
職
|
|
もう一つよく見る「職」の略字である「耳」+「ム」との関係はあるんだろうか?(「耳」+「ム」の実例撮影時の記事には「云」⇒「ム」とか書いてるオレだけど……。)
最近友人に教わった大修館書店HP「燕館」別館 漢字文化資料館から「漢字Q&Aコーナー」⇒「漢字Q&A一覧」とたどった 『Q0107 「耳」へんに「ム」と書いて、どうして「職」の俗字になるのですか?』 ではこの辺りには触れられていなかった。
「雨ガサノ事」ってところに「事」の略字もある。「ガサ」につられて「ノ」がカタカナに……。って不要なツッコミですが。
花も実もある亀山の春
|
|